2002年前半「Driving USA」ツアーからの収録。
ツアーコンセプトは「国を癒す」、きっかけは2001年9月11日の悲劇から、たった6週間後の10月20日、彼が呼びかけ開催された「ザ・コンサート・フォー・ニューヨーク・シティ」ということになるのだろう。
CDと異なり、ドキュメンタリー形式になっているので、途中で終わる曲も多々あるので、賛否両論評価が分かれるだろう。
人間ポールに関心のない人、「ニューヨークの悲劇なんて知るか、私は純粋に音楽として楽しみたい」という方はDVDは買ってもしかたないから、CDで満足していればいい。
私は耳で聴くポールは大半所有しているしているから、それだけでは満足できない。
逆に20世紀の偉大な作曲家が「Let It Be」の演奏の後に、愛妻ヘザーやツアーメンバーと猿を見に行き、類人猿とセッションする映像が見られるだけでも、私は大満足だ。
今回のツアーはポールを含めた5名のメンバーでコーラスも含め、演奏されており、まさにバンド・オン・ザ・ラン。
キーボードのポール・ウィッケンズ以外は若手を起用していうるので、「荒っぽい演奏だ」と思うか、「元気があってよろしい」と思うかで評価がわかれる。
#ディープパープルの「ライブ・イン・ジャパン」における「ハイウェイ・スター」の演奏がいいという人にはわかる次元の話。
ポールは、この元気いっぱいの陽気なメンバーを気に入って、2003、2004、2005年と同メンバーでツアーしている。
ビートルズ、ウィングス以来のポールマッカートニーの第3のバンドと呼んでもいいかもしれない。
メンバーと楽器パート
ポール・マッカートニー:リード・ヴォーカル、ギター、ベース、ピアノ
ポール・ウィッケンズ:キーボード
ラスティ・アンダーソン:リード・ギター
ブライアン・レイ:ギター、ベース
エイブ・ラボリエルJR:ドラム
※ブライアンもエイブも歌がうまい、演奏はともかく歌のうまいメンバーがほしかったのだな。>ポール
Main List
- Hello Goodbye
- Jet
- All My Loving
- Live&Let Die
- Coming Up
- Blackbird
- We Can Work It Out
- Here,There And Everywhere
- Eleanor Rigby
- Matchbox
- Loving Flame
- Fool On The Hill
- Getting Better
- Here Today→Something
- Band On The Run
- Let Me Roll It
- Back In The USSR
- My Love
- Maybe I’m Amazed
- Freedom
- Let It Be
- Hey Jude
- Can’t Buy Me Love
- Lady Madonna
- The Long And Winding Road
- Yesterday
- Sgt.Pepper’s(reprise)→The End
- I Saw Her Standing There
Bonus Track
- Driving Rain
- Every Night
- You Never Give Me Your Monery / Carry That Weight
Sound Check
- Bring to Jerome
- MidNight Special
- San Francisco Bay
Bihind The Scenes
- Backstage
- On The Roard with Paul
- Pre-Show
- Meet The Band
- Macca-Mania
「The Long And Winding Road 」では泣けた。
音楽をどう聴こうが自由だが、評論家を生業としてもでいないのに、音楽としてどうとか、そんなことにこだわり、眉をしかめて1枚、1枚聴くなんて、なんてつまらない時間の過ごし方なんだろう。
たかが音楽、されど音楽。
楽しめばいいじゃないか…:-)
TOSHIBA-EMI INTL / SPECIAL – Paul McCartney 特集
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